在宅介護の口腔ケア調査
マーケティングリサーチ会社である(株)総合企画センター大阪は、在宅介護における口内(口腔)ケアの実態についてアンケート調査を行った。
(画像はホームページより)
調査を行った背景
背景として、国が目指す在宅医療及び介護の推進によって口腔ケアの重要性が高まっていることがあげられる。調査は全国の在宅で口腔ケアを実施している「介護者」と「被介護者本人」を対象に、WEBによるアンケートで行った。
【調査内容】
1.介護の口腔ケアの実態
2.介護の口腔ケア商品の利用状況
3.介護の口腔ケア商品の評価
4.改善された症状とQOL
5.介護の口腔ケア商品の利用意向(Dream Newsより)
アンケート調査結果
調査の結果、虫歯や歯周病予防、口臭除去などのために約7割以上の人が口腔ケア商品の利用に前向きであることがわかった。ケアは主に被介護者本人と介護者が行っている。
口腔ケア商品は「介護者」側が利用することが多く、症状の改善効果も高い。また、「被介護者本人」がケアするメリットとして、「日常生活動作の向上(ADL)につながる」ということがわかった。
ニーズは様々
使用しているケア商品は、「歯みがき剤」「洗口液・マウスウォッシュ」「一般の歯ブラシ」が大半だが、他にもいろいろな商品ニーズが確認できた。
この他、口腔ケア商品に求める機能や、改善して欲しい点などについてもふれている。

(株)総合企画センター大阪
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr610140262(株)総合企画センター大阪(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/0000100484/