大和ネクスト銀行が発表
株式会社大和ネクスト銀行は、シニア予備軍とシニアの“シニアライフに対する意識や実態”を探るため、インターネットリサーチによりシニアライフに関する調査を実施した。
調査は、2014年10月20日と21日の2日間、全国の50歳から79歳の男女を対象に行われ、有効サンプル数は1,000名であった。
シニアライフに対する意識と実態は
50歳から59歳のシニア予備軍がイメージするシニアライフは、「ハッピー(幸せ)ライフ」が54%、「ミゼラブル(不幸)ライフ」が46%という結果に。男女別に見ると男性よりも女性のほうが明るい老後をイメージしている傾向があった。
また、60歳以上のシニアに対し、シニアライフの実感を聞いたところ、「ハッピー(幸せ)ライフ」が77%、「ミゼラブル(不幸)ライフ」が23%という結果であった。
シニアライフにおいて満喫していることの第1位は「旅行」で、「読書」「ウォーキング・ランニング」と続いている。女性では「家庭菜園・ガーデニング」や「ドラマ鑑賞」、男性では「写真・カメラ」や「ドライブ」という回答も多く見られた。
ハッピーライフを実感している人はミゼラブルライフ実感者に比べ、こうした趣味や運動、人との交流などでセカンドライフを充実させている割合が高いこともわかった。
相続に関する意識は
続いて相続に関する質問を実施。「自分の死後の相続や葬儀の手続きのことを考えたことがある」人は全体の54%、「自分が要介護になったときや死後に備えて、対策ができている」人は2割半にとどまった。
また、約2割の人が、自分の死後に相続トラブルになるのではないかと心配していることも判明した。
来年1月から適用される相続税の税制改正の主な内容について、「知っている」と回答した人は34.2%という結果であった。
2014年のランキングで見るシニアライフ
「今年おもしろかったドラマは」という質問では、「花子とアン」がトップ、2位は「相棒 season12」、3位は「相棒 season13」となった。男女別では女性の1位は「花子とアン」、男性の1位は「軍師官兵衛」であった。
「年末年始に行きたい温泉」は、1位「由布院温泉 (大分県) 」2位「箱根温泉郷 (神奈川県) 」3位「草津温泉 (群馬県) 」という結果に。
「来年始めたいこと」は、1位「運動」2位「節約」3位「ダイエット」4位「貯金」5位「資産運用」となった。
「お手本にしたいシニア」については、1位が「吉永小百合」さん、2位「野際陽子」さん、3位「加山雄三」さんであった。また、シニア予備軍の男性からは「高田純次」さんや「水谷豊」さんなどの名前も挙がった。

“2014年ランキングで見る”シニアライフに関する調査
http://www.bank-daiwa.co.jp/lp/survey/