2025年問題の解決を目指し
介護職や保育士の人材紹介・情報サービスを展開する株式会社ウェルクスは、2015年6月18日(木)、介護職員のためのメディア「介護のお仕事研究所」をオープンしたと発表した。
サイトオープンの背景
団塊の世代すべてが75歳以上の後期高齢者となる10年後の2025年は、30万人の介護人材が不足すると予測されている。
一方で、介護についてネガティブなイメージばかりを伝えるメディアとキラキラしたイメージをふりまく介護業界。同社は、現状とのギャップは広がるばかりで人材の定着につながっていないとしている。
「働きやすさ」と「働きがい」をデザイン
人間関係や腰痛、夜勤、夏場の入浴介助など、介護の現場で働く人の悩みは尽きない。また、さまざまな職種が協働する職場では、仕事に対する考え方や待遇の違いなどからトラブルが起きやすくなっていると指摘している。
人材不足解消のためには、介護に対するイメージの向上だけでなく、そこで働く人たちが働きやすく、働きがいを感じながら仕事ができる環境をつくることが重要だ。
コンテンツの内容
介護のお仕事研究所では、「働き方改善」「進化する介護」「地方介護創生」の3つを重要テーマに、現場のためのコンテンツを配信する。
多職種協働や職場改善、ストレス解消、人間関係などのテーマについて取り上げ、働きやすい職場、働きがいのある職場を目指す。
また、「介護ロボット」をはじめとする介護従事者の負担軽減を目的とした技術をわかりやすく紹介。
さらに、地域包括ケアシステムのために各自治体が提供している介護サービスや地域における医療と介護の連携についての取り組みなどを紹介する。
今後の予定
今後は、コンテンツの配信だけでなく定期的に読者と交流できるイベントを開催する予定。
さらに、読者投稿コンテンツや読者とのアンケート調査などを企画し、本当の介護の現場を伝えていきたいとしている。
(画像はニュースリリースより)

株式会社ウェルクスのニュースリリース
<a href=" http://welks.co.jp/news/20150618/" target="_blank">http://welks.co.jp/news/20150618/</a>
介護のお仕事研究所
http://www.kaigo-shigoto.com/lab/