保険業界初、子会社によるサ高住運営事業への参入
東京海上日動火災保険株式会社は、2015年6月8日(月)、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)の運営事業へ参入すると発表した。
子会社のノウハウを活かす
この事業は、同社の子会社で在宅介護サービスを展開する東京海上日動ベターライフサービス株式会社(以下、BLS)を通じて行うもの。子会社によるサ高住運営事業への参入は保険業界初とのことだ。
BLSは1999年より「みずたま介護ステーション」の名称で訪問介護や居宅介護支援事業を展開。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県で計34拠点を運営し、「自立支援型」の介護サービスを提供している。
事業内容および今後の展開
第1号物件は、2016年2月に開設予定の「ディーフェスタ(D-Festa)溝の口」。
大和ハウス工業株式会社が設計および施行をし、事業主体である大和リビングマネジメント株式会社から運営を受託する。
今後は入居者だけでなく、周辺地域の住民にも介護サービスを提供していくとのこと。また、地域交流のための試みを積極的に行い、「地域包括ケアシステム」の実現を支えていくことを目指すとしている。

東京海上日動火災保険株式会社のニュースリリース
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/