遂に一般発売へ
サンスター株式会社は、歯科医院向け口腔ケアのバトラーシリーズから、医薬品のむし歯予防薬としては日本初となる、フッ化物洗口剤『エフコート』を、2015年9月18(金)より販売する、全国の薬剤師のいる薬局・ドラッグストアなどで発売予定だ。
背景
日本人が歯を失う2つの大きな要因は、歯周病とむし歯(う蝕)だ。近年では、子供のむし歯が減っているが、高齢者のむし歯が増えている。これは歯を失う人が減っている反面、残った歯がむし歯になっていると考えられる。
成人及び高齢者は、むし歯の治療による詰め物の隙間にむし歯菌が入り込むことでおきる「二次う蝕」が起こりやすい。また、加齢や歯周病によりハグキが下がると、歯の根元の象牙質が露出し、歯の根元にできるむし歯「根面う蝕」が進行しやすくなる。
特徴
『エフコート』は1日1回、食後または就寝前に、30秒から1分間洗口(ブクブクうがい)し、口の隅々にフッ化物を行き渡らせ、歯の表面の再石灰化を促し、効果的にむし歯を予防する。4歳から大人まで幅広く使えるむし歯予防薬で、医療用と同じ成分「フッ化ナトリウム」を配合、洋梨フレーバーを採用した。
むし歯予防には、食後にフッ化物配合のハミガキの使用とあわせて、フッ化物洗口剤を併用することにより、効果的にむし歯予防をすることができる。
(画像はプレスリリースより)

サンスター株式会社のプレスリリース
http://jp.sunstar.com/company/press/2015/0713_2.html