ソニー生命調べ「親の介護と認知症に関する意識調査」
11月11日の「介護の日」を前に、ソニー生命保険株式会社がインターネットリサーチにて「親の介護と認知症に関する意識調査」を行った。その結果を2回に分けて紹介する。
調査は、全国の40歳から69歳の男女に対して行われ、有効回答から1,000サンプルを抽出している。実施期間は、2013年10月23日から10月27日の5日間。
「介護」や「長生き」についての意識
アンケートでは、まず「介護」や「長生き」についてどのように考えられているかを調査。それによると、約7割の人が「介護は誰の身にも起こりうる普通のこと」と考えていることがわかった。また、約6割の人が、自分の親について「長生きすることが幸せだと実感していると思う」と回答した。
実際の介護経験について聞いたところ、自分の親の介護経験がある人の割合は60代で44.6%、現在介護中の人は60代で25%と、40代、50代に比べてはるかに高い結果となった。
介護に関する親とのコミュニケーションについて
親の介護を経験していない人に、将来の介護について親とのコミュニケーションをしているかどうかについて調査。「将来の介護について親とフランクに話すことがある」割合は3人に1人であった。
また、「親がどのような介護を希望しているのか知っている」という割合も約3割にとどまり、「介護」をテーマとする話は親子間でもなかなかしづらい現状があるようだ。
次回は、アンケート結果の後半部分について紹介する。

親の介護と認知症に関する意識調査
http://www.sonylife.co.jp/company/news/