「リハブコール」を3つのデイサービスに試験導入
株式会社Rehab for JAPANは、9月15日、オンライン介護の実現を目指す「リハブオンラインプロジェクト」において第2回実証実験を終了し、介護事業者と高齢者をつなぐオンライン会話ツール「リハブコール」を「またやってみたい」と回答した高齢者が76.9%にのぼっていることを発表した。
満足度は高いが課題も
今回の実証実験では、「顔や表情が見える」「オンラインで利用者に会える」といった声が寄せられ、電話以上に深いコミュニケーションが取れる、一緒に体操をするといったデイサービス利用以外での社会参加が、QOLの向上につながることがわかった。
一方、タブレットの操作方法のほか、声が聞こえない、画面が途切れるといった音量調整等の課題も挙げられ、スムーズにオンライン会話ができた人については満足度が高いが、操作方法につまずくと自信をなくしてしまう人もいるといった理由から、事前のケアが非常に大切であることが判明した。
11月をターゲットに第3回実証実験を実施
同プロジェクトは、8月に経済産業省のヘルスケア社会実装事業に採択。
今後同社は、11月を目途に対象事業者数を20~30事業所、対象高齢者数を約100名に拡大した実証実験を行い、オンライン会話のニーズや課題の調査等を行う予定だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社Rehab for JAPAN プレスリリース(valuepress)
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