さいたま市の浦和年金事務所、一旦閉鎖。臨時窓口を大宮年金事務所に設置

日本年金機構は、2020年11月24日、埼玉県さいたま市の浦和年金事務所を一旦閉鎖したと発表した。

この閉鎖は、同事務所に勤務している職員（女性・50歳代）が新型コロナウイルス感染が判明したことを受け、決定された措置。同機構は、保健所などの関係機関と連携の上で次の対応を行うとしている。

日本年金機構は、公的年金制度における一連の運営業務を委任・委託された組織として、国（厚生労働省）の監督の下で活動している団体。年金の適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付などを担い、2020年には発足十周年を迎えるに至った。

同機構は、「人生100年時代」に対応した社会経済インフラであることを自認すると共に、未来にわたって国民の生活を支え続ける責務があると自覚。年金事業の妥協なき推進に努めると共に、正確な給付のさらなる追求も進め、人々から強く求められる「正確、確実で安定した運営」の実現を図っている。

浦和年金事務所にて新型コロナウイルスの感染が判明した職員は、2020年11月20日まで出勤していたが窓口業務には従事しておらず、また執務中は常にマスクを着用していたことが確認されている。

同事務所について日本年金機構は、消毒作業のため一旦閉鎖し、濃厚接触の可能性のある職員に対しては自宅待機を指示。また同年11月24日より、同事務所の臨時窓口を大宮年金事務所にて設置している。

（画像は日本年金機構の公式ホームページより）




新型コロナウイルス感染者の発生に伴う浦和年金事務所の閉鎖について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/