デイサービスが抱える課題を解決
第一興商とQLCシステムは、1月8日、両社が共同開発した個別機能訓練向けコンテンツ「Let’s 機能訓練」を、第一興商が展開する生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」を通じて1月12日から配信することを発表した。
また、QLCシステムが展開する個別機能訓練加算算定サポートシステム「ACE」との連携により、煩雑な個別機能訓練加算業務の効率化を実現することも併せて明らかにした。
施設運営側・利用者双方にメリット
「Let’s 機能訓練」では、「室内移動」「片付け・清掃」「着脱」「社会参加」など10種類、それぞれ15~20分程度の身体機能・生活機能向上プログラムを取りそろえた。
プログラムには介護施設で人気のごぼう先生が出演し、運動の目的や動作を楽しく・分かりやすく説明。デイサービスにて専門的な知識のない看護職員でも安心して機能訓練指導を行うことができる。
デイサービスでは、「個別機能訓練」の専門知識を有している職員の確保が難しい。また昨今では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者の外出機会は減少。要介護者の状態の悪化が懸念されている状況だ。
なお、今回の両社による取り組みは、デイサービス施設の運営側にとっては業務効率化につながり、施設の利用者側にとっては「楽しみながら」「継続できる」といった利点を有しており、今後も両社は施設運営者・利用者双方をサポートしていく考えである。
(画像はプレスリリースより)

第一興商/QLCシステム プレスリリース
https://www.dkkaraoke.co.jp/news/210108.html