8月の新規加入者数は37,498人
10月1日、国民年金基金連合会は、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の加入者数などの概況を発表した。8月の新規加入者は37,498人であり、7月の新規加入者数は36,066人だったため、月間の加入者数は1,432人の増加となった。8月時点のiDeCoの加入者総数は、620,339人である。
新規加入者とは、前月21日から当月20日までの間に国民年金基金連合会で加入申出書を受け付け、当月末までに入力手続きが完了した人数のことである。
ゆるやかなペースで増加
iDeCoへの加入は、2016年末までは、自営業者や勤務先に企業年金や企業型確定拠出年金がない会社に勤めるサラリーマンなどに限定されていた。今年1月の制度改正から、企業年金のある会社員、公務員、主婦なども加入できるようになった。
新規加入者数は、5月に前月比半減の29,604人に落ち込んだが、少しずつ盛り返しをみせ、6月から8月まで3か月連続で前月増加実績を上回った。
iDeCoの広報・周知活動として、8月1日から8月7日までの期間には、iDeCoのテレビCMが放映された。新規加入者数の増加は、iDeCoの広報・周知活動が活発化した効果もあったと推測できる。
(画像はイデコ公式サイトより)

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