全体の11.7%が「身近な人が認知症」と回答
株式会社 学研ホールディングスのグループ会社で、全国に360以上の介護事業所を運営するメディカル・ケア・サービス株式会社は、小・中・高校生を主に対象とした認知症教育の出前授業を実施しているが、2022年12月から2024年12月にかけて授業を実施した子どもたちを対象(回答数:1,993人)に、認知症や今後の自身の行動に対するアンケート調査を実施。その結果を1月16日に発表している。
同調査で『【授業前】認知症を知っているか(回答数:1047人)』と質問したところ、「家族など身近な人が認知症」が全体の11.7%、「知っているが身近な人にはいない」が82.8%、「知らない」が6%といった結果が得られた。
『【授業後】認知症を理解できたか』と聞くと「理解できた」が全体の86%、「少し理解できた」が14%となり、100%認識・理解できたことが分かっている。
授業後は介護職への興味関心が約2倍に
『【授業後】認知症や介護施設に対して良いイメージに変わったか』と質問したところ、「変わった」が全体の92%、「変わらない」が8%といった結果が得られている。
また、『【授業前】介護職に興味あるか』と聞くと「興味がある」が全体の3%、「少し興味がある」が21.5%だったのに対し、授業後に同様の質問をしたところ「興味がある」が8.4%、「少し興味がある」が41.2%となり、約2倍に増えたことも分かった。
(画像はプレスリリースより)

メディカル・ケア・サービス株式会社 プレスリリース
https://www.mcsg.co.jp/news/20250116_research/