転倒リスク50%減や職員の負担軽減を実現
社会福祉法人元気村グループは、2025年1月16日、同社の特別養護老人ホーム『鎌ヶ谷翔裕園』における介護ロボット『aams』の導入成果を発表した。
『鎌ヶ谷翔裕園』は、同社が千葉県鎌ケ谷市にて運営している施設。『aams』は、株式会社バイオシルバーが提供している見守り支援介護ロボットであり、導入された『鎌ヶ谷翔裕園』では利用者の転倒リスク50%減や職員の負担軽減を実現している。
マット型の介護ロボット『aams』
介護業界では人材不足が深刻であり、この課題に対応すべく『鎌ヶ谷翔裕園』も『aams』を導入した。『aams』は、利用者の心拍/呼吸/体動/離着床/睡眠の状態などを24時間見守ることができるマット型の介護ロボット。訪室の合間も利用者を見守ることで、利用者のQOL向上や介護業務の効率化を実現する。
『鎌ヶ谷翔裕園』の『aams』導入では、心拍低下/呼吸注意といったアラート設定を利用者に一人ひとりに最適な形で行うことで、現場での適応力向上も推進。結果、看取りの兆候の早期把握や昼夜逆転の改善、転倒リスクの低減などを実現した。特に転倒リスクについては、削減率が50%に達している。
安心して業務に取り組める環境を実現
『aams』導入により『鎌ヶ谷翔裕園』では、職員の精神的負担も軽減している。心拍や呼吸数をリアルタイムで確認できるため急変への迅速な対応が可能となり、安心して業務に取り組める環境を実現した。
一方でこの導入では、操作の理解不足やアラートの対応ミス、多職種連携の必要性といった課題点も明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)

社会福祉法人元気村グループ
https://www.genkimuragroup.jp/特別養護老人ホーム「介護ロボット『aams』活用で転倒リスク50%減と職員負担軽減」を実現 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p