「訪問歯科診療に関するアンケート」調査を実施
ウミガメ株式会社は1月22日、全国の40代以上の男女300人を対象とした「訪問歯科診療」に関する調査の結果を発表した。
調査結果から、訪問歯科診療がまだまだ知られていない実態が明らかになった。
「訪問歯科診療を詳しく知っている」と回答した人はわずか3.7%にとどまっている。「なんとなく聞いたことがあるが具体的な手順はわからない」が24.3%、「全く知らない」が42.3%となっている。
年齢によっても、認知度に違いがあった。40代は「全く知らない」が約50%で最も多いが、50代は「なんとなく知っている」が増加、60代以上では「詳しく知っている」がやや増加するという傾向がみられた。
歯医者さんに行けない人のための訪問歯科診療
訪問歯科診療は、高齢や病気により「歩行が困難」「寝たきり」「家族の助けを借りて通院している」など、歯科医院への通院が難しい人向けの診療サービスである。
むし歯や歯周病の治療をはじめ、入れ歯の調整・製作、誤嚥性肺炎予防のための口腔ケアやリハビリテーションなどが受けられる。
メリットとしては定期的な診療による病気予防や、家族・患者の孤独感軽減が挙げられる。一方で、外来診療より費用が高額になる可能性や、一部治療に制限があるなどのデメリットもある。
訪問歯科診療の利用を検討する場合は、まずかかりつけの歯科医院に相談することをお勧めする。現在通院中の歯科医院で、訪問診療サービスが提供されているかを確認してみよう。
(画像はプレスリリースより)

【Teech歯科コラム】訪問歯科診療:あなたのご両親が通院できなくなったら、どうしますか? - ウミガメ株式会社
https://teech.jp/column/sonohoka/18261