認知症に配慮した新型ウェアラブルメモ発売へ
株式会社コスモテックは、ウェアラブルメモ「wemo(ウェモ)」シリーズの新モデル「wemo バンドタイプ アクセシブルモデル」を、3月7日に発売すると発表した。発売に先立ち、2月25日から予約受付を開始している。
「wemo」は、「いつでも/どこでも、書ける/思い出せる」をコンセプトにした、腕に巻いて使用できるメモツール。
シリコン素材に独自のコーティングを施し、油性ボールペンで書いても簡単に消して何度でも使用できる。濡れても消えないため、屋外や水中での作業にも適している。
「大切なことを忘れるのではないか」というストレスを軽減するために誕生した「wemo」。斬新な発想とシンプルなデザインが評価され、「日本文具大賞 機能部門優秀賞」や「グッドデザイン賞」などのアワードを多数受賞している。
認知機能に配慮したデザインで、より使いやすく
新モデルとなる「wemo バンドタイプ アクセシブルモデル」は従来品の機能性はそのままに、認知症当事者や介護者の意見を反映して改良された。
介護者がスケジュールや買い物リストを記入し、当事者が装着することで重要な予定や依頼事項を手軽に共有できる。初めて使用する人のために「使い方ガイド」も付属している。
タスク管理を支援するシンプルで視認性の高い設計
時間帯別の罫線を採用し、「朝・昼・夕方・夜」と1日の流れに沿ってタスクを整理しやすくした。また、やり忘れを防止するためのチェックボックスも配置し、「心配で何度も家族に確認してしまう」という悩みを解消する工夫が施されている。
さらに、使いやすいデザインにも配慮した。ロゴや複雑なデザインなどの夾雑物は、認知症の人にとって混乱の原因となる。これらを目立たない仕様にして視認性を向上させ、使用者が機能性に集中できるデザインを実現した。
(画像はプレスリリースより)

株式会社コスモテックのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000030171.html株式会社コスモテックのホームページ
https://www.cosmotec.ne.jp/