宝塚のレストランが介護食対応メニューを発売
健康食道老若男女は3月1日から、「介護食対応松花堂弁当」および「介護食対応コース」の提供を開始する。
健康食道老若男女は、兵庫県宝塚市逆瀬台の閑静な住宅地にあるレストラン。電動昇降テーブルや介助機能付きトイレ、駐車場を完備するなど、車椅子利用者や要介護者が安心して食事を楽しめるよう配慮している。
こうした取り組みの背景には、店主である中野景太氏が祖母の介護や介護施設の厨房勤務を経験した際に、介護が必要な人に対応できる飲食店が少ないと痛感した経緯がある。
外出や外食をあきらめがちだった人々が「特別な日の食事を楽しみたい」という思いを叶えられるよう、同店のサービスが誕生した。
介護食の専門性と安全性へのこだわり
中野氏は管理栄養士や介護食士などの資格を持ち、京都の老舗割烹料理店で長年修業した経歴を持つ。
店舗では通常のコース料理だけでなく、ミキサー食や刻み食など、介護が必要な人に合わせた食形態を用意する。誤嚥防止のためのとろみ調整や、食材の柔らかさへの配慮が徹底されており、安全に食事を楽しめる点が大きな強みだ。
また、和食をベースにした豊富な献立は栄養バランスにも配慮されており、食べやすさだけでなく健康面にも配慮した内容となっている。
「介護食対応松花堂弁当」および「介護食対応コース」の注文は、店主が介護状態や要望を直接ヒアリングし、個別に対応するため予約制となる。価格は2,750円から。
(画像はプレスリリースより)

健康食道 老若男女のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000157834.html健康食道 老若男女のホームページ
https://rounyakunannyuo.my.canva.site/