なかまぁるが在宅介護の実態を調査
朝日新聞社が運営するサイト「なかまぁる」のサブブランド「project50s」は11月6日、花王「アタック 消臭ストロングジェル」ブランドと共同で、家庭で介護(生活サポート含む)を担う人を対象に実施した「『介護の洗濯』アンケート」の結果を発表した。
調査期間は2023年7月7日~8月20日、有効回答数は627だった。
調査に回答した627人のうち、6割強が働きながら親の在宅介護を担っており、子世代の負担感の実態が浮かび上がる結果となった。
在宅介護における三大ストレスとは?
調査で、要介護1~5の家族を介護している人に「介護をする際、ストレスに感じていること」について尋ねたところ、「食事の準備」「洗濯」「通院の付き添い」が3大ストレスであることがわかった。
「食事の準備」は調理や配膳を含めて1日3回必要であり、そのたびに一定の時間を費やす必要があるため、負担が大きいと考えられる。
「洗濯」では、「トイレの失敗」による着替え、掃除、洗濯といった一連のサポートが頻繁に必要とされ、それが増えることでつらく感じられるようだ。
しかし、洗濯がストレスになる要因は「回数」ではなく、尿臭などの「ニオイ」であることも分かった。「介護の洗濯」のストレスとして、「ニオイ」「汚れの処理」「汚れた洗濯ものへの接触」と回答した人が多くみられた。
「通院の付き添い」については、訪問診療を行う医療機関が増えてきたとはいえ、現状では利用者が限られているため、診療を受けるたびに通院に付き添う必要があることが理由だと考えられる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社朝日新聞社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001560.000009214.htmlあなたを悩ませる「介護の洗濯」アンケート | なかまぁる
https://nakamaaru.asahi.com/article/14996100