自然なコミュニケーションを可能に
ソフトバンクロボティクス株式会社は、2月7日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の介護向けモデルを対象とした会話アプリをリリースし「Pepper for Care」を契約の新規・既存の介護施設向けに提供を開始した。
施設利用者・スタッフ双方にメリット
アプリは、介護施設向けにゲーム、歌、体操など豊富な種類のレクリエーションを提供する「まいにちロボレク」、言語訓練や体を動かす上肢訓練まで搭載し顔認証によって個人に特化したリハビリを提供する「まいにちロボリハ」といった「Pepper for Care」の既存のソリューションに新たに加わるものだ。
生成AIの一つであるChatGPTを搭載しており、従来のコミュニケーション・ソリューションを超え、利用者一人ひとりに最適な会話体験を提供する。
なお、同社では3月12日(火)~14日(木)に東京ビッグサイトで開催される「東京ケアウィーク’24」に「Pepper for Care」を出展する。ブース内では会話アプリを含む介護向けソリューションを体験できる。
介護業界は人手不足が深刻な状況だ。新アプリは施設利用者の生活の質を高める包括的なソリューションにつながるだけでなく介護職員の業務効率化に貢献するものとして期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
ソフトバンクロボティクス株式会社 プレスリリース
https://www.softbankrobotics.com/jp/news/info/20240213a/