高齢者の行方不明という社会問題を解決
一般社団法人さかい介護連携促進協会は、5月20日、衣類や靴下、靴などに直接貼れ、アイロンプリントやアプリダウンロードは不要、さらに位置情報までも分かる布シール「ココ!ヨミトリーナ」の販売を、ヤフーショッピングならびに株式会社クレアフィールドのECサイトを通じて開始する。
2022年の警察庁の調査によると、認知症が原因による捜索の届け出件数は1万8,000件を超える。介護の人材不足が深刻化するなか、在宅で介護しなくてはならない状況は今後も増えると予想される。
在宅介護の精神的負担を軽減
「ココ!ヨミトリーナ」は、認知症の高齢者が行方不明になった際に、発見者が二次元バーコードを読み取ると位置情報が分かる。そして予め登録してある家族にメッセージや電話で連絡が取ることができるうえ、最寄りの警察の連絡先も表示されて連絡できる仕組みとなっている。
また、名前だけでなく備考欄に薬の情報や既往歴、アレルギーなど、いざいう時のために入力しておくことも可能だ。
なお、「ココ!ヨミトリーナ」は1シート56枚(イラストあり35枚・イラストなし21枚)、価格は2,500円(税込み)。同協会では、二次元バーコードが服についている人が困っているのを見かけたら、とりあえずスマートフォンでスキャンして協力してもらいたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
一般社団法人さかい介護連携促進協会 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000137432.htmlココ!ヨミトリーナ専用ページ
https://xh8ae.hp.peraichi.com/coco_yomitolina