洗髪は介護での大きな困りごと
訪問理美容を行うユースフルサポートは、顔を濡らすことなくシャンプーできる「シャンプーマスク」を開発し2024年7月から発売を開始する予定だ。
2025年、日本の高齢者数は総人口の30%にのぼるといわれている。被介護者のなかには、身体が固まってしまっていて前にかがめない、支えがないと頭を後ろに反らすことも困難などさまざまなケースの人がいる。一方、訪問理美容の現場では髪をすすぐ際に湯が直接顔に流れてしまうといった課題が挙げられていた。
訪問理美容の現場で直面する課題を解決
「シャンプーマスク」は透明のお椀型マスクだ。特殊なシリコンゴムを使用しており顔にピッタリとふたを被せるようにして使うことで洗髪中の水の侵入を防ぐ。
サイズ調整も容易で、身体が不自由な人でも車椅子に座ったまま仰向けになることなくシャンプーをすることが可能だ。
同社では2020年3月に開発をスタートし、数々の失敗を乗り越えながら改良を重ね4年の歳月をかけて試作品を完成させた。現在は特許を出願中だ。
なお、定価は6,600円(税込み)。クラウドファンディングを実施しており、ぜひこの機会に使用してもらいたい考えである。
(画像はプレスリリースより)
ユースフルサポート プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/397857シャンプーマスク クラウドファンディングURL
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