介護ニュース
2024年12月12日(木)
 介護ニュース

【カスハラの実態】介護士の約70%が身体的暴力を経験

【カスハラの実態】介護士の約70%が身体的暴力を経験

このエントリーをはてなブックマークに追加
介護職のカスハラ実態を調査
株式会社SOKKINは5月29日、利用者からのカスタマーハラスメント(カスハラ)について行った「(介護士限定)患者との関わりに関する簡単アンケート」の結果を発表した。

調査は2024年5月10日から5月20日までの期間にインターネットを通じて実施され、介護士75名から回答を得た。

カスハラ
96%が利用者との関わりで困った経験あり
調査結果によると、96%の介護士が利用者との関わりで困った経験があると回答している。

特に多かったのが「ワガママ・言うことを聞いてくれない」で、39%を占めた。次いで「認知症患者の対応」の36%、「業務外の頼み事をされる」の15%と続く。

さらに深刻なのが、介護士へのハラスメントや暴力の実態だ。約9割が何らかの被害を受けたと回答しており、中でも身体的暴力は71%に上った。

一方、被害を上司などに報告して適切な措置がとられたケースは33%にとどまり、7割弱は泣き寝入りしている実情が浮き彫りになった。

職場の取り組みと課題
カスハラに対する職場の取り組みとしては、マニュアル作成が最も一般的だが、多くの職場でマニュアル通りに実践されていないことも判明した。

介護士からは、「マニュアルは存在するものの、その実施が不十分である」との声が多く上がっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

介護士のカスハラ実態調査 | かいごの森
https://kaigoshi-kyujin-kaigonomori.com/base/survey/1920/

株式会社SOKKINのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000111846.html


Amazon.co.jp : カスハラ に関連する商品
  • 『TQタブレット』の累計販売台数、500台を突破(12月12日)
  • ナリコマが外国人材の育成についてのセミナーを開催(12月12日)
  • 減額されない個別性を スキル・経験に左右されない認知症ケア計画(12月12日)
  • 「福祉従事者が考える心理的サポートの必要性」に関する実態調査を実施(12月12日)
  • オースタンスが「認知症に対する意識と行動」実態調査を実施(12月11日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ



    新着ニュース30件