職場満足度は二極化、年収への不満が最多
株式会社SOKKINは8月1日、「介護士の職場調査」の結果を発表した。介護士を対象に実施したもので、サンプル数は51だった。
調査結果によると、「現在の職場に満足していますか?」という問いに対し、「まあまあ満足している」が最も多く41%、次いで「あまり満足していない」が27%という結果になった。
満足に感じている理由は、「利用者との関係」(23票)がトップとなり、僅差で「同僚・上司との関係」(22票)、「やりがい」(21票)が続いた。
一方、不満の理由としては「年収」(16票)が最多となり、こちらも僅差ではあるが「同僚・上司との関係」(15票)、「休日数」(14票)と続いた。
介護士の7割が平均年収以下、希望年収との差は100万円
現在の年収については、「300万円~400万円未満」が35%で最も多く、400万円以上は31%だった。
2024年に厚生労働省が発表した介護士の平均給与は約426万円であることから、回答者の7割弱が平均年収を下回っている現状が明らかになった。
希望する年収については、「400万円~500万円未満」が41%で最多となり、希望年収と実際の年収には100万円以上の開きがあることも浮き彫りとなった。
希望の働き方は「日勤のみ」が圧倒的多数
希望する働き方については、「常勤(日勤のみ)」が60%と圧倒的多数を占めた。
働く上での価値観に関する問いも「仕事とプライベートの両立」が44票で最多となっており、ワークライフバランスを重視する傾向が顕著に表れている
(画像はプレスリリースより)
かいごの森
https://kaigoshi-kyujin-kaigonomori.com/base/survey/1945/株式会社SOKKINのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000111846.html