産学官共同で「介護AIプロジェクト」を展開
東日本電信電話株式会社 東京北支店(以下、NTT東日本)が、東京都豊島区にある特別養護老人ホーム「フロンティア池袋ほんちょうの郷」で、生成AIを活用したレクリエーションを実施したと、9月9日に発表している。
2019年にNTT東日本と立教大学、フロンティア、豊島区、豊島区社会福祉事業団が、産学官共同で介護・福祉関連AIを検討。関連AIの開発・社会実装を目指す『介護AIプロジェクト』を立ち上げ、さまざまな活動を展開している。
その一環として立教大学大学院人工知能科学研究科(以下、立教大学)、社会福祉法人フロンティア(以下、フロンティア)、豊島区、社会福祉法人豊島区社会福祉事業団(以下、豊島区社会福祉事業団)からの協力を得て、同レクリエーションを9月1日の敬老祝賀会イベントにおいて開催した。
古い写真のカラー化・高解像度化などを実施
同レクリエーションにおいては入居者や入居者家族を対象として、市販ツールの生成AIなどを活用し、古い写真のカラー化・高解像度化、画像の動画化を実施。「昔行ったことがある、当時はこうだったよ」や「今どうなっているのだろう、次は今の風景を見てみたい」などの声が上がり、笑顔あふれる和やかな会となった。
この取り組みでは、AIやICT技術を用いて楽しみや外的刺激を提供。特別養護老人ホーム入居者に笑顔や生きがいの創出につなげ、家族や介護スタッフにも笑顔を波及させ、“笑顔創出の循環”を目指している。
(画像はプレスリリースより)
東日本電信電話株式会社
https://www.ntt-east.co.jp/東日本電信電話株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001026.000098811.html