次世代型おむつコレクション、大阪万博でファッションショー開催

一般社団法人日本福祉医療ファッション協会は、2025年に開催される大阪・関西万博において「O-MU-TSU WORLD EXPO」のイベントを行うと2024年9月10日に発表した。未来のおむつのファッションショーとトークショーを予定している。

同イベントは、世界共通の課題である排泄を取り上げ、各おむつメーカーや下着メーカー、伝統工業などと協力して制作した斬新かつ革新的なデザインの使い捨ておむつを発表する。

おむつのデザイン性を追求し、見た目を変えるだけでなく内面的な負のイメージを払拭するのが目的だ。

おむつをはいているために、「友人と旅行に行きたいけれど行けない」「施設でおむつをはくように促された母の悲しそうな顔が忘れられない」など、おむつをはく事への抵抗やマイナスイメージが多くあったことから、明るく前向きにおむつを利用する文化の醸成を目指し開発されたものだ。

同社では、万博を通して排泄の問題による人々の尊厳を維持し、誰もが健康で自分らしく生きる社会を実現したいとしている。

実際にSNSでおむつのデザインを発表したところ、10の投稿に対して2,400万インプレッション、3,772コメント、36,108のリツイートという反響を呼んでいる。

「O-MU-TSU WORLD EXPO」は大阪・関西万博 EXPOホールにおいて2025年6月24日（火）に行われる予定だ。

（画像はプレスリリースより）




日本福祉医療ファッション協会のプレスリリース
https://wel-fashion.jp/news/