53%が「自分がハラスメントを受けた」と回答
介護の転職サイトを比較できる『かいごの森』を運営する株式会社SOKKINが、9月13日から9月19日にかけて、現在介護士の人を対象(回収サンプル数:74票)に、「介護士のハラスメント実態調査」を実施。その結果を9月20日に発表した。
同調査において『ハラスメントを経験したことはありますか』と質問したところ、「自分がハラスメントを受けた」が全体の53%、「ほかの人がハラスメントを受けているのを見た」が34%などといった結果が得られている。
『経験したハラスメントはどのような内容でしたか』と聞くと、「精神的攻撃」が38票で最多。次いで「過大な要求」が16票、「セクシャルハラスメント」が15票などとなっている。
また、『経験したハラスメントの加害者は誰でしたか』と質問すると、「上司」が最も多く25票。「先輩」が19票、「利用者」が12票などと続いた。
53%が職場に「報告をしなかった」と回答
『ハラスメントに関して職場に報告して適切な措置を取りましたか』と質問したところ、「報告して適切な措置が取られて」が全体の19%、「報告したが措置は取られなかった」が28%、「報告をしなかった」が53%といった結果が得られている。
また、『職場でハラスメント予防に関する取り組みを行っていますか』と聞くと、「十分に行っている」が全体の18%、「行っているが不十分」が44%、「行っていない」が38%となった。
(画像はプレスリリースより)
かいごの森 介護士のハラスメント実態調査
https://kaigoshi-kyujin-kaigonomori.com/base/survey/1976/