高齢者の巻き爪、8割以上の医師が早期治療を推奨
「高齢者の巻き爪」に関する実態調査を実施
合同会社ひまわりコーポレーションは9月26日、形成外科・皮膚科・整形外科の医師を対象に「高齢者の巻き爪」に関する実態調査の結果を発表した。
調査では、8割以上の医師が高齢者に巻き爪が多いと回答。その原因として、運動不足や加齢による爪の変化、ケア不足などが挙げられた。
放置すると感染症や転倒リスクも
巻き爪が悪化すると、痛みによる歩行困難や転倒リスクの増加だけでなく、感染症のリスクも高まる。さらに、外出や活動が困難になり、生活の質が低下する可能性も指摘されている。
医師の8割以上が、痛みがない場合でも早期治療が必要だと回答しており、その背景には、巻き爪が全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるとの認識があるようだ。
予防には「痛みの出る前」からのセルフケアが重要
巻き爪を改善するには、適切なセルフケア用品の使用や足に合った靴選び、専門家への相談などが重要となる。
特に、9割以上の医師が「痛みが出る前」からのセルフケアの重要性を強調している。早期に対処することで、治療の負担や深刻な健康被害のリスクを軽減できると考えられている。
セルフケア用品選びのポイントは「使いやすさ」と「安全性」
高齢者がセルフケア用品を選ぶ際には、「簡単に装着できること」「安全性」「効果の持続性」などを重視すべきだとの意見が多い。
専門医の簗 由一郎医師は、靴の履き方も重要だと指摘する。
加齢により足関節の動きが悪くなると、歩くときの踏み返しがうまく行かず、足が前のめりになりやすいです。そのため、緩い靴を履いているつもりでも、いつのまにか足が靴の中で前に移動してしまい、つま先に負担がかかります。 つま先の負担を予防するには、靴と足がしっかりと固定される、ひも靴が理想的です
(プレスリリースより)
とアドバイスしている。
(画像はプレスリリースより)
合同会社ひまわりコーポレーションのプレスリリース
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