骨に関する意識を明らかに
日本シグマックス株式会社は、10代~60代の男女1200名を対象に、国民の「骨粗鬆症」や「ドミノ骨折」の認識といった実態を調査し、2024年10月15日に発表した。
骨粗鬆症は一定の認知度
骨粗鬆症について「名前も症状も知っている」と回答した人は61.5%で、一定の認知度が確認できる。年代別では10代が44.5%だが、年代が高くなるにつれ認知度は高くなり、60代では76.0%だ。
一方で、骨粗鬆症を認知している人のうち、骨のもろさなどによる骨折の連鎖を起こす「ドミノ骨折」について知っている人は24.6%となっている。
骨粗鬆症の疾患イメージは「骨がスカスカになる」86.6%、「骨折しやすくなる」81.6%、「高齢者に多い」69.8%だ。
骨密度の検査を受けた経験は3割以下
骨密度を調べたり、検査を受けたりすることができる機会・場所への認知度は、病院や健康診断、保健センターなどがあげられているが、実際に検査を受けたことがある人は28.9%となっている。
受けたことがない人の理由は「特に必要ない」24.9%、「面倒」18.7%などがあげられた。ほかにも調査では、自身と同世代との比較、予防の意識についても調べている。
2022年国民生活基礎調査によると、介護が必要になったきっかけに「骨折・転倒」13.9%あげられている。骨折は日常生活の行動が制限され、寝たきりにつながるリスクも抱えている。そのため、定期的に検査を受け意識を高めていくことが大切としている。
(画像はプレスリリースより)
出典元:2024年日本シグマックス調べ

日本シグマックス株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000468.000002354.html