勤務者の出勤開始記録がない場合に自動アラート表示
ソニー株式会社セキュアテクノロジー&ソリューション事業部が、ワンタッチ警備記録システム『パトログ』について、新機能「自動アラート機能」を追加すると11月7日に発表した。
『パトログ』は、非接触ICカードとスマートフォンを活用した勤怠記録システムだ。現場に設置されたICカードにスマートフォンをカードにかざすだけで、勤怠記録や巡回記録が可能。給与システムなどと連携すれば、労務管理のDXも実現できる。
今回、同システムに追加される「自動アラート機能」では、勤務開始時間に勤務者の出勤開始記録がない場合、管理者のモニタリング画面上のマップで自動アラート表示を行う。既存の「リアルタイムモニタリング機能」とあわせることで、勤務者の出退勤状況や巡回ポイントを誰が巡回したかが反映され、警備や介護状況を一目で確認できるようにする。
介護業界からも活用したいとの要望の声が増加
『パトログ』は建設・工事現場、オフィスや商業施設、鉄道など、さまざまな場所で警備への需要が高まっている一方で、人手不足が慢性化。働き方改革への対応も求められていることで、柔軟なシフト体制の構築や管理者の業務負担の軽減などにつなげられるため、警備業界で好評を受けている。
なお、『パトログ』は電源や通信設備の設置工事なしで導入が可能で、アプリケーションのインストールも不要。手軽に利用できる利便性などから、介護業界における課題解決にも役立っていくものと期待が高まっており、同業界からも活用したいとの要望の声が増えている。
(画像はプレスリリースより)
パトログ
https://www.sony.co.jp/Products/felica/patolog/ソニー株式会社セキュアテクノロジー&ソリューション事業部 PR事務局のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000126252.html