住宅に関するアンケート
株式会社MEMOCOとゼロリノベは、合同で介護の当事者・介護者・介護経験者を対象に「住宅に関するアンケート調査」を実施し2024年11月11日に結果を発表した。
自身が障害を持っている人は「動線」が鍵
同調査は20代~60代の男性50人、女性90人で合計140人の回答をまとめている。
自身は障害を持っておらず家族や他者を介護している人は約66%、障害を持っている人が身近にいるいう人は約22%、介護の仕事をしている(していた)人は約6%、介護を受けている人が約4%、障害を持ちながら自活している人は約2%だ。
自身が障害を持っている人がストレスに感じるポイントは、家事やゴミ出しなど生活全般と回答している。
また自身が障害を持っている・介護を受けている人が住宅で不便を感じていることは、車いすが使える広い部屋がほしい、平屋がよいが手狭になる、階段移動が困難など家のスペースや動線についての指摘がある。
介護をしている人が求めるのは広さとバリアフリー
自身は障害はないが介護をしている人が考える住宅環境は、段差をなくす、トイレを広くしたい、住宅に合わせた手すりなどを設置したいなどがあげられる。
この調査により、介護を必要としている人、介護をしている人の求める住宅は「スペースの確保」「デザイン性のあるバリアフリー」がポイントになることが分かった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社MEMOCOのプレスリリース
https://www.zerorenovation.co.jp/news/information/info-015