生活協同組合パルシステム神奈川、高齢者専用宅配の実証実験を開始

生活協同組合パルシステム神奈川（以下、パルシステム）は、10月3日、相模原市内の相武台団地、上鶴間、東林間、南台にて70歳以上の高齢者専用の配達コース運用を試験的にスタートする。

パルシステムでは2016年から登録した親族などに毎週の配達の際の安否確認をメールで知らせる「見守り安心サービス」を無料で提供している。

今回の実証実験では、週1回、決まった曜日・時間にほぼ同じ職員が商品を届けるといった特性をいかし、商品受け渡しの際の対面の時間を通常より長く確保して体調の変化や困りごとがないかを聞き取るなど、コミュニケーションを図ることで利用者宅での異変の未然防止につなげる。

さらに万が一、利用者の体調不良などの異変があった場合は、神奈川県と締結する「地域見守り活動に関する協定」に基づき、自治体や警察、消防に通報する考えだ。

現在、地域の高齢化やコロナ禍によって宅配需要が高まりをみせている状況だ。

パルシステムでは高齢者の買い物などの生活を支える重要なインフラとしての役割を果たすべく、今後も研究と実践に努めていく方針である。

（画像はプレスリリースより）




パルシステム生活協同組合連合会 プレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000006976.html

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