自分と家族が、いまできること
12月22日、認知症と診断された時の対処法などを一般向けに解説している新刊『認知症といわれたら 自分と家族が、いまできること』が発売された。
同書は東京慈恵会医科大学精神医学講座教授で、日本認知症ケア学会理事長、臨床精神医学、老年精神医学が専門の繁田雅弘医師が監修を担当。講談社から健康ライブラリーシリーズとして、1,650円(税込)の価格にて発売中となっている。
認知症の人と家族の「これから」に
誰もがかかる可能性がある認知症。加齢は認知症の最大の危険因子であり、高齢化が進む日本では多くの人が不安を抱えている。しかし、認知症だからといって、何もわからなくなるわけではなく、何もできなくなるわけではない。
たしかに、認知症と診断される人の数は増えているが、重症化する人の割合はむしろ減っているという。新刊では、認知症の人の家族だけでなく、認知症かもしれない人、認知症と診断された人自身にも役立つ情報を掲載。イラスト図解を用いてわかりやすく解説する。
第1章「認知症かもしれない」、第2章「これからどうなる?」、第3章「自分らしく暮らし続けるために」、第4章「困りごとを減らすヒント」、第5章「家族が認知症とわかったら」を掲載。症状への対処法を知りたい場合には第3章、第4章などから読み始めてもかまわないとしている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

『認知症といわれたら 自分と家族が、いまできること』(繁田 雅弘):健康ライブラリー - 講談社BOOK倶楽部
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