LIFULL 介護が介護施設入居に関する調査を実施
老人ホームポータルサイト「LIFULL 介護」を運営するLIFULL seniorは8月3日、「介護施設入居に関する実態調査 2023年度」を発表した。
1年以内に家族または親族が介護施設に入居予定などの男女2,000名を対象に実施した調査の結果をまとめたもの。
調査から、介護施設への入居を決めたきっかけで最も多いのが、「認知症」であることがわかった。
46%が認知症が理由で介護施設へ入居
調査で「入居を考えるきっかけ」を尋ねたところ、「認知症」が46.0%、「認知症以外の疾患」33.3%、「入院していた」が29.6%、「特に疾患がなかった」が12.7%という結果になった。
入居のきっかけとして最多の認知症だが、介護施設の入居に強く影響した症状を3つまで聞いたところ、「排せつの失敗をする」(32.3%)、「お金の管理ができない」(29.0%)、「怒りっぽくなる、暴力をふるう」(18.2%)が上位3項目となった。
これらの症状が、自宅での生活を続けられるかどうかのキーポイントといえそうだ。
また、認知症以外の症状が入居のきっかけとなった人に、強く影響した症状を3つまで聞いたところ、「骨折」と「脳血管疾患」が共に17.0%で1位、次いで「糖尿病」の15.9%という結果だった。
(画像はプレスリリースより)
老人ホームに入居、きっかけとして多い認知症の症状、介護期間は?|tayorini by LIFULL介護
https://kaigo.homes.co.jp//tayorini/column/jreport2023-01/