少子高齢化・労働力人口減少による人手不足の救世主
ザ・ハーモニー株式会社は、9月4日、認知症高齢者向けのぬいぐるみ型コミュニケーションロボット「だいちゃん」に主要機能である「うたモード」「おはなしモード」のそれぞれに対する新機能と歌謡曲を含む44曲を追加したことを発表した。
導入施設や家族のニーズに対応
「だいちゃん」は、介護施設による認知症ケアの知識と経験から生まれたロボットだ。独自開発のAIを活用した認知症対話システムを搭載しており、不安な感情を検出することで認知症の周辺症状を抑制するようなコミュニケーションを可能とする。
今回、「うたモード」の新機能「プレイリスト機能」では全91曲の中から好きな曲だけ選曲できるように改善した。
また、新機能の「自動切り替え設定機能」を使うと「おはなしモードから10分後にうたモードに自動で切り替える」など、前もって設定することで「だいちゃん」が自動で「うたモード」に切り替える。
さらに「おはなしモード」の会話バリエーション、セリフバリエーションが増えたほか、認知症高齢者がこれまで以上に楽しめるようその他の細かい改良も行った。
同社では「だいちゃん」の導入施設や家族のニーズに対応するべく新機能を追加した。今後も認知症高齢者の生きがいやQOLの向上だけでなく認知症の中核症状の進行鈍化や介護者の心身負担の軽減を目指す考えである。
(画像はプレスリリースより)

ザ・ハーモニー株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000040046.html「だいちゃん」サービスサイト
https://daichan.life/