太陽光パネルと蓄電システムを標準設置へ
株式会社ベネッセスタイルケア(以下、ベネッセスタイルケア)は、運営する高齢者向けホームにおいて、新規開設するホームに太陽光パネルと蓄電システムを標準設置すると、3月6日に発表した。
ベネッセスタイルケアは、災害時の停電対策およびCO2排出量の削減を目的に、太陽光パネルと蓄電システムの標準設置を進めている。特に新規開設するホームでは、これらの設備を導入し、入居者が安心して暮らせる環境を整備している。
2024年12月に大阪府高槻市で開設された「リハビリホームグランダ高槻」では、初めて太陽光パネルと蓄電システムを設置。蓄電システムには、エリーパワー株式会社の安全性の高いバッテリーを採用し、大和ハウス工業株式会社 営業推進部環境ソリューション大阪推進室が最適な出力・容量を調整した。これにより、CO2排出量の削減のほか、停電時でも電力供給を可能にしている。
年間23,822kg-CO2の排出削減を目指す
ベネッセスタイルケアシステムは太陽光パネルと蓄電システムを標準設置により、年間23,822kg-CO2の排出削減(リハビリホームグランダ高槻の太陽光パネル・蓄電システムの場合の目標削減量。設備の規模により削減量は変動)を目指す。なお、通常時は太陽光パネルの発電で可能な限りまかない、不足分は電力会社から購入する。
また、停電や災害発生時には蓄電システムから安定した電源を確保。蓄電された電力を利用するため、夜間や悪天候時にも電源使用が可能だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ベネッセスタイルケア プレスリリース
https://www.benesse-style-care.co.jp/