高齢者のウェルビーイング
クウジット株式会社は、高齢者と家族双方のWell-Beingを高める音声対話型AIパートナー「Active Aging Platform」を開発したと2025年3月19日に発表した。同社経営陣と社員自らの介護経験を活かして作られたものだ。
認知機能向上、フレイル予防にも
同サービスは、AI、自然言語解析技術、センシング技術、データ解析などを組み合わせた対話型のプラットフォームで、高齢者の生活の質向上、認知機能の維持・向上を目的としている。
言葉を解釈・記憶するだけでなく、表情や視線から感情を感じ取ることができ、会話の内容から個人の趣味・趣向、関心事などパーソナライズされ深い話ができるようになる。日々の会話量が増えることで認知機能の低下も抑えることが可能だ。
またその日の天候、周辺のイベント情報などをもとにお出かけや散歩などの活動を促し、フレイル予防への効果も期待できる。
離れて暮らす家族にも共有可能
高齢者と対話した内容は、要点をまとめ離れて暮らす家族とも共有できる仕組みになっている。
同プラットフォームは、オープンプラットフォームのためロボットやスマホアプリなどを介して提供することができるほか、センシング技術や高齢者向けコンテンツ制作などにも活用できるのが特徴だ。
(画像はプレスリリースより)

クウジット株式会社のプレスリリース
https://www.koozyt.com/