4つのモデル介護事業所を伴走支援
株式会社TRAPEは、2025年4月25日、令和6年度横浜市介護事業所業務改善支援事業に関する実践報告を発表した。
同社は、介護事業所の生産性向上伴走支援サービス『Sociwell』を提供している企業。横浜市の同事業にて同社は4つのモデル介護事業所に伴走支援を行い、職員の働きがいや利用者満足度の向上を実現している。
介護人材の確保・定着を図る取り組み
同社は2017年より介護分野の生産性向上に向けた事業を進めており、生産性向上ガイドライン作成などに取り組み続けてきた。『Sociwell』は、ウェルビーイングに溢れた介護事業所を創出するためのサービスであり、「生産性向上」「働きがい向上」「リーダー育成」を同時に実現することができる。
同社が参画した令和6年度横浜市介護事業所業務改善支援事業は、労働環境の改善や生産性向上によって介護人材の確保・定着を図る取り組みだ。モデル事業所として選定された同市内の4施設にてICT機器や介護ロボットの活用などを進めると共に、活動内容や成果を発信することで取り組みの拡大・推進にも取り組んだ。
直接業務やケア時間を増加、利用者のQOLを向上
同事業では、無駄な間接業務の削減によって直接業務やケア時間を増加し、利用者のQOL向上を実現。情報共有や報連相の見直しで職員の働きがいも向上し、業務スケジュールと記録業務の見直しでは職員の負担も軽減している。
これらの結果を受け横浜市側は、令和7年度はモデル事業所数を8事業所程度に拡充し、介護事業所の業務改善をさらに支援する意向を表明している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社TRAPE
https://trape.jp/介護事業所で職員の働きがい&利用者満足度が向上 - 成果のカギは“現場主体の改善サイクル” - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/