業務の効率化や職員の負担軽減などを実現へ
株式会社シオン(以下、シオン)が、介護業界のデジタル化を支援する株式会社ビーブリッド(以下、ビーブリッド)と戦略的業務提携を締結したと、5月7日に発表している。
介護業界では高齢化に伴う人手不足などが深刻化しているほか、記録業務や紙ベースでの管理体制が煩雑で、介護職員の業務負担が大きくなっており、サービスの質の低下が懸念されている。
これらの課題解決にはDXの導入が不可欠であり、シオンのヘルスケア関連事業は介護施設でのリハビリに特化したDXサービス「PTmate」や、介護施設特化のオンラインマニュアルサービス「ケアナレ」の開発・提供を通じて、DX推進支援を行っている。
今回、ビーブリッドとの戦略的業務提携により、介護業界のDXを加速させ、業務の効率化や職員の負担軽減、サービス品質の向上を図っていく方針だ。
ビーブリッドの現場密着型の伴走支援体制を融合
今回の提携ではシオンのDXツール開発力と、ビーブリッドの現場密着型の伴走支援体制を融合させ、介護事業者に対して包括的な支援を展開する。
業務プロセスの可視化・再設計やAI・RPAによる定型業務の自動化など、「介護業務のデジタル実装支援」のほか、ICT導入計画の立案および補助金活用支援や現場職員向け研修の実施などによる「導入から定着までの伴走支援」、介護DXセミナー・勉強会の共催や次世代型ICTソリューションの共同開発など、「業界全体への波及を視野に入れた取り組み」を行う予定だ。
なお、シオンとビーブリッドは今後、行政・学術機関・他業界との連携を視野に入れながら、「介護DXに関するナレッジの蓄積と提供」や「介護DXエコシステムの構築」などを観点に、取り組みを進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社シオン プレスリリース
https://sion-group.com/bibrid250507/株式会社シオンのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000063364.html