福祉車両を「知っている」は全体の68.62%
株式会社小学館が運営する介護マーケティング研究所by介護ポストセブンは、2月14日から2月25日にかけて、『介護ポストセブン』会員組織『介護のなかま』登録者を対象(有効回答者数:3,133人)に、「福祉車両」についての購入動向と利用の実態調査を実施。その結果を5月7日に発表した。
同調査で『福祉車両を知っていますか』と質問したところ「知っている」が全体の68.62%、「知らない」が31.38%で、介護に関心が高い人からも十分な認知があるとは言えない状況にあることが分かった。
また、「知っている」と回答した人に『福祉車両と聞いてどんなイメージを持ちますか』と聞くと、「高齢や障がいなどで身体が不自由な人が乗りやすい工夫が施されている」が87.67%で最多。「車いすのまま乗れる」が81.26%、「介護やケアをする人の負担を軽減する工夫が施されている」が62.00%などといった結果が得られている。
福祉車両購入の優遇制度「知らなかった」が52.82%
前述の質問で「知っている」と回答した人に『知っている、福祉車両を販売しているメーカー』について聞いたところ「トヨタ自動車」が最も多く64.70%。「日産自動車」が43.49%、「本田技研工業」が28.05%などと続いた。
『知っている車種』について質問すると「シエンタ(トヨタ自動車)」が最多の37.40%。次いで「ノア(トヨタ自動車)」が33.63%、「セレナ(日産自動車)」が33.5%となっている。
また、『福祉車両を購入する際の優遇制度』について聞くと「知っていた」が全体の11.49%にとどまり、「聞いたことはあったが、詳細は知らなかった」が35.68%、「知らなかった」が52.82%といった結果が得られた。
出典:【「福祉車両」についての購入動向&利用実態調査】(介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン)
(画像はプレスリリースより)

介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン プレスリリース
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