学生とゲームを楽しみながら元気を維持
埼玉県入間市は5月23日、高齢者がeスポーツを楽しみながら心身の健康を保ち、要介護状態への進行を予防する取り組みを開始することを発表した。
「宮寺・二本木地区eスポーツモデル事業」と名付けられたこの取り組みは、電子機器を用いたゲーム(eスポーツ)を介護予防に活用するもので、高齢者の認知機能の活性化やフレイルの予防を目的としている。従来の枠にとらわれず、ゲームを楽しみながら健康維持を図るという、ユニークな試みだ。
地元の武蔵中学校の生徒や学生ボランティアとの交流を通じて、世代を超えたふれあいの機会を創出する点が特徴だ。
若い世代とゲームを楽しむことで、高齢者の心に新たな刺激を与え、生きがいや活動意欲の向上につなげ、心身の健康を支えることを目指す。
開催概要
実施内容は、「太鼓の達人」などのゲーム体験、機器の操作学習、交流セッションなど。
会場は「宮寺・二本木地区センター」および「宮寺・二本木地区センター 二本木分館」の2か所で行われる。
開催日時は、「宮寺・二本木地区センター」は5月24日、6月28日、7月26日、10月18日、12月13日、2026年2月28日。時間はいずれも午前10時から11時30分まで。
「二本木分館」は6月11日、7月9日、9月10日、11月12日、2026年1月14日。こちらは午後2時から3時30分まで実施される。
参加対象は、入間市在住の65歳以上の人。定員は各会場20名で、計40名が対象となる。参加費は無料で、継続しての参加も、1回のみの参加も可能となっている。
(画像はプレスリリースより)

入間市役所のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000039058.html入間市のホームページ
https://www.city.iruma.saitama.jp/index.html