書類づくりの常識が変わる？福祉用具事業所向けに「Care Smily」が全国提供開始

株式会社Care Smilyは6月20日、文例特化型Webアプリ「Care Smily（ケアスマイリー）」に、福祉用具事業所向け機能を追加し、全国での提供を開始した。

書類作成にかかっていた約1時間の作業を最短5分に短縮し、 “書類が終わらない”という現場の悩みの解消を目指す。

Care Smilyは、専門職が監修した約10万件の文例を収録し、クリック操作のみで帳票づくりを支援するツールである。

利用者の身体状況や環境、用具の種類に応じて文例がカテゴリー化されており、「歩行支援」「片麻痺」「段差のある玄関」などの条件を選ぶと、最適な文例が自動表示される。選んだ文例をコピーして、既存のフォーマットに貼り付けるだけという手軽さが特徴だ。

都内3事業所での試験導入では、サービス計画書の作成時間が65分から18分に、モニタリング記録は40分から8分に短縮された。

これにより帳票作成の残業時間は月30時間から10時間未満に激減し、「夕方に子どもを迎えに行けるようになった」「空いた時間で追加訪問が可能になった」といった喜びの声が寄せられている。

また、Care Smilyが提供する文例は、制度改定や実地指導の観点から随時アップデートされており、審査での修正指摘がゼロだったという結果も報告されている。新人スタッフはベテランの表現を自然に学ぶことができ、現場全体で文章の品質をそろえることが可能だ。

導入やデモ体験は公式サイトで随時受け付けており、専任スタッフが現場のニーズに即した活用方法を提案してくれる。

（画像はプレスリリースより）




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