無資格・未経験・60歳から始める介護の仕事
徳島県は7月11日、県社会福祉協議会に委託して実施している「介護助手」事業について、事前説明会を開催すると発表した。この事業は、おおむね60歳以上の県民を対象に、介護現場で活躍できる人材を募集する取り組みである。
介護助手は、無資格・未経験でも短時間から働けるのが特徴で、清掃やベッドメイク、食事の片付け、シーツ交換、利用者の話し相手といった介護周辺業務を担う。
身体的な負担が比較的少なく、これまでに参加した人からは「生活に張りが出た」「健康づくりにつながった」などの声が寄せられている。
参加資格と勤務条件
参加資格はおおむね60歳以上で、50代も応募可能。
勤務時間は週16時間程度、時給は980円から。就労期間は原則3か月間だが、施設との合意により、介護職員としてのトライアル就労に移行することもできる。各施設あたり1~4名程度の雇用を見込んでいる。
事前説明会は、7月22日から各施設にて順次開催される。当日は、「介護助手について」「実際の業務」「施設の紹介」「採用に向けたスケジュール」といった具体的な内容について解説が行われる。
参加希望者は、前日までに希望する施設へ申し込むことが推奨されているが、当日の参加も可能。詳細は「R7介護助手パンフレット」で確認できる。
(画像はプレスリリースより)

徳島県のプレスリリース
https://www.pref.tokushima.lg.jp/