介護離職防止対策促進機構代表理事による新刊
7月22日、介護離職防止対策アドバイザーの和氣美枝(わきみえ)氏による新刊『介護離職が頭をよぎったら整えたい 仕事・家庭・自分自身のこと』が翔泳社から発売された。
同氏は株式会社ワーク&ケアバランス研究所代表取締役で、一般社団法人介護離職防止対策促進機構代表理事であり、自身も認知症の母と同居するシングルケアラーである。A5判、176ページ、定価は1,980円(税込)となっている。
自分自身にしっかり向き合って考えるために
2024年に育児・介護休業法が改正されるなど、国や企業は仕事と介護を両立できる環境づくりを進めている。しかし、社会が変わるには時間がかかり、間違った情報やミスリードにつながる情報も多い。正しい情報を待とうにも、家族の介護の問題は先送りできるものではない。
また、仮に仕事を辞めたとしても、自分自身には、その先に続く人生もある。「介護離職」が頭をよぎったなら、自分自身にしっかり向き合って考える必要があるのだ。
そのためには正しい情報が必要であり、新刊では、仕事と介護を両立するために必要な「家庭環境」「職場環境」「自身の心身の環境」を中心に構成。最低限知っておくべき、制度などの基礎知識にも触れており、「介護離職」を決断する前に、今のこと、これからのことを考えるために助けとなる一冊である。
(画像は
Amazon.co.jpより)

介護離職が頭をよぎったら整えたい 仕事・家庭・自分自身のこと(和氣 美枝) - 翔泳社の本
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798191058