医療と介護とのシームレスな情報連携
株式会社ワイズマンは、2012年4月から「電子カルテシステムER」に介護施設(介護サービス事業者)との連携を支援する機能「MC.net」を新たに実装し販売することを12月7日発表しました。
株式会社ワイズマンは、医療福祉系ソフトの開発と販売を手掛けています。「電子カルテシステムER」は、中小規模の病院向けのパッケージシステムですが、さまざまなユーザーニーズに柔軟かつ迅速に対応できるシステムであり、100 件以上の医療施設で利用しています。本機能により、施設間の連携を円滑にし、診療とケアさらに経営も支援できます。
共有化できる内容
・ 患者の基本情報の共有化
各施設で保有している患者の基本情報を共有し、他施設の基本情報が参照できます。医療施設では、介護施設
からの入院や外来受診前に患者の基本情報が把握できるため、スムーズな診療につなげることができます。
・ 診療・ケア記録の共有化
各施設で蓄積している記録情報を集約し、医療と介護の記録情報を連続した記録として確認できます。紹介状な
どの要約文書よりも詳細な情報として、医療施設のカルテや看護経過記録、リハビリ記録と介護施設のケア記録が
時系列で確認でき、他施設での患者の状態を詳しく把握することができます。
他の利点としては、各施設で作成した紹介状やサマリー情報を集約し、円滑な情報提供が行え、医療施設で作成した紹介状や要約情報が介護施設でも共有することができます。
また、各施設の医療と介護の売上や利用状況などに関わる情報を集約し、法人全体の動向を把握することができ、経営など法人全体の動向の一元化ができます。これらの情報がブラウザで表示できます。

株式会社ワイズマン
http://www.wiseman.co.jp/ir/index.htmlhttp://v3.eir-parts.net/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=937656