「一人開業」第一号
厚生労働省が2011年4月に出した省令による、被災地での訪問看護ステーションの一人開業の第一号として、福島市のNPO法人「まごごろサービス福島センター」が2月1日からサービス提供を開始する。
第一号だけど、特例措置の期間は残り1か月
国は昨春、看護師不足などを考慮して被災地に限り、訪問看護ステーションの開業の条件を緩和して実質1人以上で開業できる省令を出していた。実施期間は今年2月末までで、少なくとも12市町村に申請が出されていたが、開設許可が下りたのは今回が初めて。
CBニュースの報道によると、まごころサービス福島センターでは昨年秋から福島市に申請を行っていたが、福島市側が当初前向きではなかったため、許可が下りたのは1月。特例措置の終了まであと1ヶ月しかないが、福島市長寿福祉課の担当者は、「1か月の活動を検証して今後の災害対策につなげたい」と話しているという。

福島のNPO法人、一人開業で訪問看護(CBニュース)
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36509.html東日本大震災復興特別区域法(厚生労働省関係部分)について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001yywf.html