注目したい結果
デジタル&ネットワークをフル活用した新時代のマーケティングを展開している株式会社ドゥ・ハウスが、2011年11月に実施した『男性シニアの食生活』に関するアンケートの結果を、今月発行の『事実新聞第47号』で発表した。記事の一部を抜粋し紹介する。(株式会社ドゥ・ハウス、プレスリリースより)
男性シニアの約半数以上が料理を作ることがあると回答している。
(プレスリリース別添資料より)
その中で、
「妻と自分の二人分を毎日作る。(72歳)」「カミさんと一緒に作ることが多い。パスタ類はカミさんの仕事で、煮込みうどんなどは私。食べにくる孫たちの好みのものは私になる。(76歳)」
(株式会社ドゥ・ハウス、プレスリリースより)などと、結構料理を楽しみにしているようだ。なかには
「調味料以外は加工品を使用しない。(69歳)」
(同、プレスリリースより)と主婦顔負けのこだわりを持っている男性もいる。
いつ料理をするのか?
料理を作るのはいつか聞いてみると、夕食が65.5%ともっとも高くなった。朝食を作っている人の約4割は「毎日」作っている。
「二人分の朝食なので、パン食の場合はコーヒー、サラダ、ハムエッグかウインナーを炒める。ご飯の時はみそ汁とサラダ、焼き魚1匹を二人で分ける。(63歳)」
(同、プレスリリースより)と、きちんと品数もそろえて朝食を用意している。
男性シニアは買い物もお好き?
購入時の基準としては、「自分や家族の好み」「特売・値引きなどの価格」などを購入するが、子どもが大きくなって夕食が夫婦二人分の量となると必然的に少ないものを選びがちになる。
「老眼なのでパッケージに記された賞味期限や成分、作り方など細かい文字が苦手(63歳)」
(同、プレスリリースより)と食品の情報が伝わりづらいケースもあがっていた。
仕事一辺倒の男性が家にいることの多い年齢になると、体調も狂いだすこともあるので、「食」に関することで夫婦での会話も増えいい傾向だとは思うが、今のシニア男性の年齢では「料理に参加する」割合が意外に多かった。

株式会社ドゥ・ハウス、プレスリリース
http://www.dohouse.co.jp/news/research/20120125/