経済連携協定(EPA)で来日の受験者が挑戦
今回は来日後実務や日本語の勉強をしていたインドネシア人とフィリピン人の介護福祉士候補者95人が、29日に介護福祉士の国家試験を初めて受験した。
経済連携協定(英: Economic Partnership Agreement:EPA)は、自由貿易協定(FTA)を柱として、関税撤廃などの通商上の障壁の除去だけでなく、締約国間での経済取引の円滑化、経済制度の調和、および、サービス・投資・電子商取引などのさまざまな経済領域での連携強化・協力の促進などをも含めた条約である。
(Wikipedia)
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この日は、筆記試験が行われた。今後実技試験を経て3月28日に合格発表が行われる。介護福祉士の合格率は、もともと50%前後なので、言葉の壁のある外国人にはかなり難関で合格率は極端に低い。
今後、支援体制の強化が求められる
もちろん、人の命や人間の尊厳にかかわる仕事、またれっきとした国家試験なので、安易に合格というわけにはいかない。ペーパーテストだけでも判断できない職種である。
ただ一般来日でなく経済連携協定(EPA)で来日という国の後ろ盾がある以上はもっと支援が必要なのかもしれない。それと同時に国内で介護福祉士を目指す人への支援、また「介護福祉士になりたい」と思えるような労働条件、キャリアパスなどを充実することも必要だ。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120129/biz12012912100004-n1.htmWikipedia・経済連携協定
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E9%80%A3%E6%90%BA%E5%8D%94%E5%AE%9A