特別講演にフィンランドから大学教授参加
27日、県立広島大学三原キャンパスにおいて「長寿活力社会に向けた保健福祉活動と参加」と題したセミナーが開催され、東フィンランド大の研究者2人が特別講演をした。演題は「高齢者の社会参加と地域の活性化」。
(開催ポスター)
後援は尾道市、三原市、フィンランドセンター
基調講演は「長寿社会に生きる」秋山弘子氏(東京大学高齢社会総合研究機構特任教授) は講演で
「健康寿命の延長が重要」「高齢者が住み慣れた地域で生きがいになる就労場所をつくっていくため、官民の連携が大切だ」
(中国新聞より引用)
と語った。シンポジウム「長寿活力地域社会への取り組み」も開催。
今後の日本の高齢者福祉への足掛かり
日本はますます、高齢化・核家族化・少子化の傾向にある。介護施設への入所希望者が多く、非常に長い待機者リストを持つ施設も少なくない。日本でも夜間訪問などを取りいれた介護事業者の増加も見込まれるが、フィンランドは1970年代に一足先に高齢化社会を迎え、日本と同様の問題を予防ケアと在宅介護の重視、介護施設における「自宅にいるような」生活環境の整備により乗り切る高齢者介護ノウハウが発達している。

県立広島大学
http://www.pu-hiroshima.ac.jp/02_faculty/04_health/03_old/post_15/index.html中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201280048.html