ソフトウェアで訪問介護プラン作成
要介護の高齢者の生活リズムに合わせた介護プランの作成に役立つソフトを、岐阜県内のケアマネジャーでつくるNPO法人「県居宅介護支援事業協議会」(岐阜県岐阜市)が開発した。県の助成のもとCD-ROMで500枚を作製、1枚1700円で県内のヘルパー事業所やケアマネージャーらに販売する。
訪問介護会社のノウハウを組み込んだソフト
岐阜新聞の報道よると、ソフトには離床、食事、排せつ、睡眠などの26項目にわけて利用者の生活の状態を入力すると、項目ごとの介護の状況が表示される。さらに短時間の訪問介護など補完策を入力すると、介護プランのひな形も作られる。1日単位でぴったりの介護プランを作成することもできる。
特別養護老人ホームなどの施設と違い、国の運営基準がない訪問介護では事業者により介護サービスのばらつきが大きかった。同ソフトでは訪問介護会社「新生メディカル」(岐阜市)のノウハウを組み込んでソフトを作製。1日1回以上の離床、週2回以上の入浴などを最低限の生活の質を保つために必要な指標として、介護プランの作成に活用できるようにした。

短時間訪問介護のプランも作成 ケアマネ団体がソフト開発(岐阜新聞)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120225/201202251108_16347.shtml