企業年金に関する問題を担当する専門官
厚生労働省は4月1日より、「企業年金資産運用専門官」のポストを新設します。共同通信によると、同ポスト新設は厚生年金基金の財政状況の改善や、年金運用手法の多様化への対応することを目的として新設されます。厚生労働省では資産運用の専門家1人を新たに採用予定で、現在選考の最終段階に入っています。
タイムリーなポスト新設ですが
AIJ投資顧問による年金消失問題が世間をにぎわせていますが、共同通信の報道によると、専門官の新設は問題の発覚前に決まっていたそうです。しかし同問題を受けて、採用された専門官はまずは企業年金の運用ガイドラインの見直し案策定などを担当することになりそうです。専門官の任期は2年間となっています。採用予定人数は1名で、証券アナリストなどの有資格者や、金融機関での資産運用経験者などの応募者の中から選考中です。

年金運用の専門官を新設 厚労省、4月に外部登用(共同通信)
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36778.html厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/