行方不明になった高齢者をGPS付きケータイで探せ
富山県射水市では3月から、全地球測位システム(GPS)付き携帯電話と官民の緊急通報ダイヤルを使い、行方が分からなくなった認知症の高齢者を捜すシステムを全国で初めて導入する。
新システムではソフトバンクの「みまもりケータイ」を使った新サービスと、民間事業者へ行方不明者の情報をメールで配信する「徘徊SOS緊急ダイヤル」を組み合わせた。市では「みまもりケータイ」の使用料金の9割を補助する。
緊急ダイヤルへの登録が進まない状況に配慮
読売新聞の報道によれば、近隣の富山市では昨年度、緊急ダイヤルに54件の通報があったが、「認知症を他人に知られたくない」「騒ぎにしたくない」などの理由から緊急ダイヤルへの登録をしていない人も多い。射水市ではこうした点に配慮し、緊急ダイヤルとGPS機能付きの「みまもりケータイ」を組み合わせたという。
GPS携帯で徘徊の高齢者発見(Yomi Dr.)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=54849富山県射水市公式ホームページ
http://www.city.imizu.toyama.jp/