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2024年05月18日(土)
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認知症の人の地域生活を支える「認知症疾患医療センター」開始【東京都】

認知症の人の地域生活を支える「認知症疾患医療センター」開始【東京都】

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認知症への正しい対応のために
東京都福祉保健局の発表では、地域における認知症疾患の保健医療水準の向上を図るため、保健医療・介護機関などと連携し、「認知症疾患医療センター」を設置する。鑑別診断・急性期医療・専門医療相談ほか、関係者への研修などを行う。

認知症
(東京都公式ホームページTOP)

「認知症疾患医療センター」は、医療機関同士、さらには医療と介護の連携の推進役となり、認知症の人が地域で安心して生活できるよう支援体制の充実を図っていく。平成24年4月2日運営を開始した。
東京都認知症疾患医療センター一覧
順天堂大学医学部附属順天堂医院/文京区本郷3-1-3
東京都保健医療公社荏原病院/大田区東雪谷4-5-10
東京都立松沢病院/世田谷区上北沢2-1-1
浴風会病院/杉並区高井戸西1-12-1
東京都健康長寿医療センター/板橋区栄町35-2
大内病院/足立区西新井5-41-1
順天堂大学医学部附属、順天堂東京江東高齢者医療セター/江東区新砂3-3-20
平川病院/八王子市美山町1076
国家公務員共済組合連合会立川病院/立川市錦町4-2-22
杏林大学医学部付属病院/三鷹市新川6-20-2
(東京都福祉保健局/報道発表資料より引用)
センターの役割
【専門医療相談の実施】センターには、医療相談室を設置して認知症に関する専門知識の有る精神保健福祉士などを配置する。医療相談室では、本人、家族、関係機関(地域包括支援センター/区市町村/保健所・保健センター/介護保険事業所など)からの認知症に関する医療相談に対応、適切な医療機関などの紹介を行う。

【認知症の診断と対応】センターでは、認知症の診断を行うが、医学的な診断だけでなく、日常生活の状況・他の身体疾患などの状況等もふまえて総合的に評価を行いながら、関係機関と情報の共有化をして医療/福祉/支援に結び付けていく。 診断後は、かかりつけ医と連携を図って日常の診療はかかりつけ医が担当することが基本となる。

ほかに【身体合併症・周辺症状への対応】【地域連携の推進】【専門医療、地域連携を支える人材の育成】【情報発信】なども重要な役割である。

外部リンク

東京都福祉保健局/報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/03/20m3m800.htm


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